マイケル・ジャクソンさんは「踊っている最中、ぼくは何か聖なるものに触れることが、よくある。そんなとき、ぼくの魂は空高く舞いあがり、この世に存在する全てと1つになる。」と著書「Dancing The Dream」で記しています。(原文 “On many an occasion when I’m dancing, I’ve felt touched by something sacred. In those moments, I’ve felt my spirit soar and become one with everything that exists.” )
そういうタップが、そこにありました。
ゾーンやフロウと呼ぶのでしょうか。極限に高い集中力で高揚し、無になり、身体ごと炎のように熱く振動する空気となったかのごとく、圧倒的で凄まじい即興表現に到達しました。
2014年秋、webR25のCOOL!JAPANESEでは「世界中のあらゆる人種の人々と感動を共有するには、小手先のテクニックは通用しない。何より気持ちが大切で、それがすべて。一瞬で自分の120%を伝えることに懸けるのがタップダンサーなんです」と述べています。
それを目の当たりにした、最高のライブでした。