Tip, Tap & Toe は、1930年代から50年代にかけて活躍した、3人組のタップダンスチームです。
メンバーは、サミュエル・グリーンさん(Tip)、テッド・フレイザーさん(Tap)、レイ・ウィンフィールドさん(Toe)です。
特にレイ・ウィンフィールドさんは、タップダンスのスライドスタイルにおけるイノベーターと考えられています。
スライドを駆使したタップダンスといえば、ジミー・スライドさんを抜きに語ることはできません。
しかし、レイさんはジミーさんより15才年上(レイさんが1912年、ジミーさんが1927年生まれ)です。
レイさんのスタイルは、少年時代のジミーさんにも影響を与え、その後も互いに切磋琢磨してきたのではないでしょうか。
いずれも双璧をなすスライドの名手と考えられる、偉大なタップダンサーです。
映像は、1935年の映画「By Request」の一部で、演奏はクロード・ホプキンス楽団と思われます。
サウンドトラックは、このアルバムの12曲目に収録されています。
(資料)
Samuel Green (tip), Ted Fraser (tap) and Ray Winfield (Toe)