ロバート・ルー・リードさん(Mr. Robert L. Reed)は、世界中で引っ張りだこのタップマスター、振付師、プロデューサーで、教師でした。
フォー・ステップ・ブラザーズ(Four Step Brothes)の創始者としても活躍したメイシオ・アンダーソンさん(Mr. Maceo Anderson)の、お弟子さんでもありました。
キャブ・キャロウェイさんともツアーを行い、世界的に有名なセントルイス・タップ・フェスティバル(St. Louis Tap Festival)の創設者であり監督でした。
ニューヨークのブロードウェイ・ダンス・センター(BDC)のほか、舞台芸術大学でも教鞭をとりました。
ここに、そのロバート・ルー・リードさん(Mr. Robert L. Reed)が、フォー・ステップ・ブラザーズの有名なステップをシェアしてくれている、貴重な動画を紹介します。
動画の冒頭では、「5・6・7・8・と数えるのは嫌いだ。バンドやミュージシャンと同様に、1・2・3・4・と数えるんだ。私たちはミュージシャンだからね。」と述べられていることからも、タップダンス自体を音楽として、タップと音楽を強くリスペクトする姿勢が感じられます。
<筆者より>
私はジェイソン・サミュエル・スミスさんに、いろいろなタイムステップを教えていただいたことが、あります。
その中には、ロバートさんが亡くなる直前に、ごく限られたタップダンサーだけに伝えられたというメイシオ・アンダーソンさんのタイムステップも、ありました。
まだまだ私の技術が未熟すぎて、全く表現するに至りませんが、ずっと心に留めて踊っていきたいと思います。
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