タップダンスの練習場所の確保には、苦労しますよね。
そこで、タップシューズを履けない時でも、効率よく練習できる方法を紹介します。
スニーカーで踊るのも良いのですが、音が鳴るのと鳴らないのとでは、かなり感覚が違います。
タップダンスの上達には、タップシューズを履いて行う練習が基本になることは、言うまでもありません。
しかし、その練習ができない時こそ、目的意識を持って身体の必要な部位を鍛えることが、上達への近道です。
しかも、特別な方法でなく、誰でも簡単にできること。
その方法はズバリ「縄跳び」です。
タップダンスの初級以上のステップには「ホップ」「リープ」「プルバック」「ウィング」など、跳躍を伴うステップが多くあります。
この時の跳躍に、高さは必要ありません。
タップダンスにおける跳躍は、せいぜい地面から10cm程度の低い跳躍を、高速で繰り返し行う必要があります。
すなわち、タップダンスを上達するうえでは、軽快な跳躍力の獲得が必須になります。
その軽快な跳躍力を鍛えるためには、縄跳びが最適なのです。
そして、この「跳び縄」は、たいへん優れています。
持ち手にベアリングが入っているので、非常にスムーズにロープが回転してくれます。
慣れるとヒュンヒュンと軽快に回りますので、スピードを求めて脚力強化する練習に最適です。
ロープが絡まりにくく、長さの調節も容易ですので、大人はもちろん子どもだって楽しめます。
練習方法は、最初は両足で跳び、脚力に応じて回数を増やしていきます。
十分な脚力がついたら、二重とびや片足跳びにチャレンジしていきましょう。
片足跳びは「ホップ」や「プルバック」に、かなり役立ちます。
繰り返しになりますが、タップダンスの様々なステップを習得する上で「軽快な跳躍」は最も重要な要素の1つです。
私はタップシューズを履けないときは、潔く脚力強化に取り組むことも、上達への近道の1つと考えます。
<運動が苦手な方へ>
縄跳びは、全身を使う有酸素運動ですのでダイエットにも効果的です。
運動不足だと、ジャンプするのも一苦労ですよね。
その場で軽くジャンプしてみると、皮下脂肪の量が実感できます。
脂肪量が多いと感じたら、わずかな時間を利用して、運動を楽しんでいきましょう。
余分な脂肪を消費して全身が引き締まり、下半身のシェイプアップも期待できますね。
タニタの「カロリージャンプ」なら、跳んだ回数と消費カロリーが表示されるので、やる気がでます。